市議会のしごと

公開日 2019年3月26日

更新日 2019年3月26日

市議会の仕事

市が仕事をするためには、市長が中心になっていろいろな計画を立て、条例や予算などを市議会に提案します。市議会は、その議案を審議するほか、市政が適正に行われているかチェックする役割を担っています。この議員活動によって、市民みんなの願いや要望が市政に反映されます。

 

議決
 市議会は、市長や議員から提出された議案を審議し、その可否を決定します。これは市議会の中で最も代表的な仕事で「議決」といいます。
 議会で決める事項は法律で定められていて、市の仕事で重要なものはほとんど市議会の議決が必要になります。議決の主な内容は次のとおりです。
1. 条例を制定、改正、廃止すること。
2. 予算の決定や決算の認定を行うこと。
3. 市の税金、使用料などの徴収に関すること。
4. 1億5000万円以上の工事や物をつくる契約を締結すること。
5. その他、法律や政令、条例で市議会の権限とされていること。

選挙・同意
 議長、副議長、選挙管理委員を選挙で選びます。また、市長から提出される副市長、監査委員、教育委員など重要な人事案件について同意するかどうかを決めます。

市の監査と調査
 市の仕事の全般にわたって、事務が正しく行われているか調査し、報告を求めることができます。事務の執行状況や出納の検査などは、監査委員(議員からも1名選出されています)に専門的な監査を求めて、その結果を請求することができます。

意見書・要望書の提出
 市民の生活に関わる身近な問題でも、それが国や県の仕事であったり、民間企業の仕事であったりして、市の力だけでは解決できないことがあります。このような場合は、市議会の意思を意見書や要望書にして関係機関に提出し、その改善や解決を求めていきます。

請願・陳情の審査
 受理した請願は、所管の委員会で審査します。陳情は議会運営委員会で取扱いを協議し、審査の必要を認めた場合は、請願と同じ方法で審査します。採択したものは、市長などの執行機関に送付します。国や県に関係したものは、意見書として提出します。

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